英国キュー王立植物園 おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり
2024年2月23日 〜 2024年4月14日
茨城県近代美術館
所在地:茨城県水戸市千波町東久保666-1
花や薬草など植物を緻密に描いて記録する植物画、ボタニカル・アート。18世紀来のイギリス王室ゆかりの庭園で、世界有数の植物や菌類の研究機関でもある英国キュー王立植物園は、数世紀にわたって世界中で植物を採集し、その情報をボタニカル・アートとして記録・蓄積してきました。本展では 22 万点に及ぶボタニカル・アートのコレクションを誇るキュー王立植物園の協力のもと、野菜や果物、茶、コーヒー、ハーブ、スパイスといった食用の植物を描いたボタニカル・アートを紹介します。そして、ティー・セットやカトラリー、家具、18世紀頃の古いレシピやヴィクトリア朝の主婦のバイブル『ビートン夫人の家政読本』(1861年刊)などの資料とともに、18~19 世紀に貿易大国として世界に君臨したイギリスの歴史や食文化、生活様式をひもときます。本展は、食を彩る植物の様々な“ものがたり”をたどりながら、科学と芸術の融合であり、目のご馳走でもある「おいしいボタニカル・アート」の豊かな世界をお楽しみいただく企画展です。
英国キュー王立植物園とは?
1841 年に開園したキュー王立植物園(Royal Botanic Gardens, Kew 以下キュー)はイギリス王室ゆかりの庭園であると同時に、植物学の分野では世界屈指の研究機関でもあります。ロンドン南西部に広がる 132ha の広大な敷地内には3万種以上の植物が植えられ、約 22 万点のボタニカル・アート、700 万点以上の植物標本という膨大なコレクションを収蔵しています。キューは、数世紀にわたって世界中にプラントハンターを派遣して植物を採集し、その情報をボタニカル・アートとして記録し、蓄積してきました。現在、キューは名実ともに世界最大級の植物園であり、2003 年にはユネスコ世界遺産に登録されています。
会 期:2024年2月23日(金・祝)~4月14日(日)
開館時間:9:30 ~17:00(入場は16:30まで)
休 館 日:3月18日(月)、3月25日(月)、4月1日(月)、4月8日(月)
水戸の梅まつり期間中(2/10~3/17)は、本展は無休
主 催:茨城県近代美術館
後 援:ブリティッシュ・カウンシル/水戸市/朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/NHK 水戸放送局産経新聞社水戸支局/東京新聞水戸支局/日本経済新聞社水戸支局/毎日新聞水戸支局読売新聞水戸支局/LuckyFM 茨城放送
協 力:日本航空
特別協力:英国キュー王立植物園企画協力:ブレーントラスト
入場料 ※( )内は 20 名以上の団体料金
一般 1,210(1,100)円/満 70 歳以上 600 (550)円/高大生 1,000(870)円/小中生 490(370)円
※春休み期間を除く土曜日は高校生以下無料
※障害者手帳・指定難病特定医療費受給者証等をご持参の方は無料
※3月16日(土)は満70歳以上の方は無料
■関連事業
学芸員の美術講座「おいしいボタニカル・アート~植物園、プラントハンター、大英帝国~」
3月16日(土)14:00~15:30
講 師:澤渡麻里(本展担当学芸員)
会 場:地階講堂
定 員:250 名(事前申込不要、参加無料)
◆チケットプレゼント 終了◆
「英国キュー王立植物園 おいしいボタニカル・アート 食を彩る植物のものがたり」の招待券チケット応募は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
310-0851
茨城県水戸市千波町東久保666-1