特別展「東福寺」
2023年10月7日 〜 2023年12月3日
京都国立博物館
所在地:京都府京都市東山区茶屋町527
新緑や紅葉の名所として知られる東福寺は、京都を代表する禅寺の一つです。日本から中国へと渡り、南宋時代の高僧無準師範(ぶじゅんしばん)に禅を学んだ円爾(聖一国師)を開山に迎えて創建されました。「東福寺」の名は、奈良の東大寺と興福寺になぞらえて、その一字ずつをとったことに由来します。
東福寺の寺宝をまとめて紹介する初の機会となる本展では、「画聖(がせい)」とも崇あがめられた絵仏師・明兆(えぶっし・みんちょう)による記念碑的大作「五百羅漢図(ごひゃくらかんず)」全幅を修理後初公開するとともに、応仁の乱による戦火を免れた貴重な文化財の数々や、巨大伽藍にふさわしい特大サイズの仏像や書画類の優品も一堂に展観いたします(※会期中展示替えがあります)。
草創以来の東福寺の歴史を辿たどりつつ、大陸との交流を通して花開いた禅宗文化の全容を幅広く紹介し、東福寺の日本文化における意義とその魅力を余すところなくご覧いただきます。
会 期 2023年10月7日(土)~12月3日(日)
前期展示:2023年10月7日(土)~11月5日(日)
後期展示:2023年11月7日(火)~12月3日(日)
※会期中、一部の作品は上記以外にも展示替を行います。
休館日 月曜日
開館時間
9:00~17:30(入館は17:00まで)
観覧料( )内は20名以上の団体料金
一般1,800円(1,600円) 大学生1,200円(1,000円) 高校生700円(500円)
大学生・高校生の方は学生証をご提示ください。 中学生以下は無料です。
障害者手帳等(*)をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
*身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、特定疾患医療受給者証、特定医療費(指定難病)受給者証、小児慢性特定疾病医療受給者証
キャンパスメンバーズ(含教職員)は、学生証または教職員証をご提示いただくと、各種当日料金より500円引き。
◆関連イベント
記念講演会 各日13:30~15:00
11月4日(土) 「京都・東福寺と杭州径山の交流」
講 師:榎本 渉 氏(国際日本文化研究センター 教授)
11月11日(土) 「東福寺と禅宗の仏像」
講 師:淺湫 毅 氏(追手門学院大学 教授)
11月18日(土) 「墨跡にみる円爾と聖一派」
講 師:六人部 克典 氏(東京国立博物館 研究員)
11月25日(土) 「東福寺と伝法衣―袈裟をめぐる物語―」
講 師:山川 曉(京都国立博物館 上席研究員/企画室長 兼 工芸室長)
【会場】 平成知新館 講堂
【定員】 各200名
※先着順。当日9:00より平成知新館1階インフォメーションにてお一人様1枚ずつ整理券を配布し、定員になり次第、配布を終了します。
【料金】 聴講無料(ただし、特別展「東福寺」の当日観覧券が必要)
◆チケットプレゼント 終了◆
「特別展「東福寺」」の招待券チケット応募は終了いたしました。
たくさんのご応募ありがとうございました。
京都国立博物館
〒605-0931 京都市東山区茶屋町527