特別展大英博物館ミイラ展古代エジプト6つの物語
2022年2月5日 〜 2022年5月8日
神戸市立博物館
所在地:兵庫県神戸市中央区京町24番地
歴史の殿堂として知られるイギリスの大英博物館は、古代エジプト文明の研究でも世界を牽引してきました。本展は、6体のミイラを選りすぐり、CTスキャンを用いた画像解析によって、外側からはうかがい知ることのできないミイラの謎を解き明かし、古代エジプト人の生活や文化を紹介します。王家の所領を管理する役人、代々続く名家の神官、既婚女性、幼い子ども……展示される6体のミイラは、年齢や性別、職業や暮らしていた時代も様々です。彼らはどのような人生を送ったのちにミイラとして残ったのか―? CTスキャン画像をもとにした高精度の映像や、「食」「健康」「音楽」「家族」などのテーマに沿った展示物を交え、各ミイラの6つの物語を展開します。神々の像やミイラ作りの道具は、古代エジプトの信仰や死生観を垣間見せる一方、女性の装身具や子どものおもちゃなどは、今も昔も変わらない人々の暮らしを伝えています。
2019年に日本エジプト合同調査隊が発見し、現在も調査が続いているサッカラ遺跡のカタコンベ(地下集団墓地)を実寸大の部分模型で再現するなど、日本独自の展示も行います。
CTスキャン分析による3次元構築画像
現在ミイラ研究に採り入れられているのは、私たちの健康状態を知るためにも利用されているX線写真。この技術を応用することで、包帯を解くことなく、当時の姿のままで、ミイラの性別、年齢、身長、生前の健康状態などの情報を知ることができるようになりました。CTスキャンによってミイラの頭頂から足先まで、数千カ所にわたってX線撮影した画像を立体化し、2次元から3次元の画像を構築することも可能となっています。実際には見ることができない、ミイラの内部の構造まで知ることができるのです。
会 期: 2022年2月5日(土)~5月8日(日)
休 館 日: 毎週月曜《ただし3月21日(月・祝日)と5月2日(月)は開館》、3月22日(火)
開館時間:9:30~17:30(金曜と土曜は19:30まで)
※入場は閉館の30分前まで
主 催:神戸市立博物館、大英博物館、朝日新聞社、関西テレビ放送
後 援:神戸市教育委員会、Kiss FM KOBE
協 賛:鹿島建設、DNP大日本印刷、三菱商事、公益財団法人 日本教育公務員弘済会 兵庫支部
協 力:日本航空
入 場 料
一般2,000円(1,700円)大学生1,000円(900円)高校生以下無料
※神戸市在住で満65歳以上の方は当日一般料金の半額。(確認できるものをご持参ください)
※( )内は20名以上の団体。
※障がいのある方は障がい者手帳などの提示で無料。(確認できるものをご持参ください)
■関連イベントにつきましては神戸市立博物館ホームページをご覧ください。
◆チケットプレゼント 終了◆
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神戸市中央区京町24番地