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全国の美術館 193
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京都市京セラ美術館
平安の昔より、永きにわたり日本の文化・芸術の中心地であった京都は、明治以降においても、美術・工芸の中心地として、現代文化創造に重要な役割を果してきました。
平成12年4月には、別館が開館して、展覧会開催の機能にもさらなる充実が図られました。今日も近・現代美術の収集と展覧、独自の調査研究、普及活動、作家活動の助成など、現代の美術・文化の振興に貢献しています。 -
大阪市立美術館
大阪市立美術館は昭和11年5月に開館しました。美術館は天王寺公園の中に位 置していますが、その敷地は住友家の本邸があった所で、美術館の建設を目的に庭園(慶沢園)とともに大阪市に寄贈されたものです。
美術館は設立当初の本館と、平成4年に美術館の正面地下に新設した地下展覧会室からなります。 地上3階、地下2階からなり、本館陳列室では、特別展覧会や常設展示を開催しています。 -
水戸芸術館
水戸芸術館は、国道50号沿いに線的に発展してきた水戸の中心市街地が、今後、面的に発展し、都市としてより充実していくきっかけとなるよう計画されました。敷地は、水戸駅から 1km余り国道50号を西へ進み、国道から北へ1 本入ったブロックです。
館は街の中心地にあり、大きな芝生張りの広場を備えています。3本のケヤキ、カスケード、そして回廊に囲まれたこの都市広場で、市民はいつでも憩うことができます。
この都市広場をとり囲む形で、東側には、水戸市制100 周年(明治22年(1889年)市制施行)を記念する高さ100 メートルの塔が、西側にはエントランスホールをはさんでACM 劇場、コンサートホールATM 、北側には現代美術ギャラリーが配置されています。
音楽、演劇、美術の各分野がそれぞれの施設で独立した活動を行う専用空間を持つと同時に、お互いにクロスオーバーしあうこの施設は、水戸の芸術活動の本拠地として、また世界にその活動を発信する場所として設計、建設されました。
画像提供:水戸芸術館 -
北九州市立美術館
北九州市立美術館は、1974年に西日本で初の本格的な公立美術館として開館し、本年度で開館30周年を迎えます。この当館開館30周年を記念して「30年の歩み」展を開催いたします。
美術館の特徴は、どのような展覧会を企画・開催したか、どのような美術作品をコレクションしているかに表れます。 -
高知県立美術館
高知県立美術館は、優れた芸術鑑賞を通じて芸術に対する理解を深め、また、生活の中に潤いや安らぎを感じていただくため、平成5年11月3日に高知市に開館しました。
また、高知県の芸術文化の発信地としても県民の皆様に親しんでいただけるよう、幅広いジャンルの展覧会や各種の創作講座や講演会、あるいは映画上映会、コンサートや能、演劇などのホール・イベントを開催します。 -
直島コンテンポラリーアートミュージアム
美術的な出来事が起こる場所
「ベネッセアートサイト直島」は、香川県直島を舞台に展開されているアート活動の総称です。
直島では、これまで「瀬戸内海の風景の中、ひとつの場所に、時間をかけてアートをつくりあげていく」活動が続けられてきました。それは、直島の自然や、地域の固有の文化の中に、現代アートや建築を置くことによって、どこにもない特別な場所と経験を創造しようとする試みです。これからもこの手法により、直島を「美術的な出来事が起こる場所」にしていきたいと考えています。 -
東京オペラシティアートギャラリー
東京オペラシティは、東京の西新宿・初台に位置し、芸術・文化、ビジネスおよびアメニティ(商業)の3つのゾーンからなる大きな一つの文化の「街」です。「劇場都市」というコンセプトのもと、21世紀における都市のライフスタイルを見据えて開発が進められてきた東京オペラシティは、都内でも有数の高さを誇る54階建ての東京オペラシティ・タワーでのビジネス活動をはじめ、先端技術によるマルチメディア・アートを取り上げるNTTインターコミュニケーション・センター(ICC)や、ホールを楽器として考え設計された東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアルとリサイタルホールを有します。また隣接する敷地には、日本初の本格的なオペラハウスとして位置付けられている新国立劇場があります。東京オペラシティアートギャラリーは、この新しい発想による「劇場都市」の美術館として、1999年9月9日にオープンいたしました。
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熊本市現代美術館
熊本市現代美術館は、すべての人に開かれています。
ただ知識や教養としての美術を展開していく美術館にとどまらず、そこにたたずむだけで、今を生きる勇気が心に満ちあふれるような、温かな人間回復の「ホーム」として、次のような美術館を目指しています。 -
豊田市美術館
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森美術館
森美術館は、現代アートを中心にジャンルを超えたさまざまな展覧会や研究、パブリック・プログラム(教育普及活動)を通じて、多くの人々に開かれた新たな美術のあり方を提案します。また日本およびアジアのアーティストが世界に向かって活躍する基盤となり、同時に人々の交流と対話を生み出す場となります。
時代をもっと誠実に表現するアート文化は、私たちの生活を豊かにすると確信して、その価値をすべての人々が平等に分かち合えることを活動理念とします。 -
名古屋市美術館
この美術館は、市の中心にある緑豊かな白川公園の中に建っています。欅などの樹林に囲まれた敷地は、南北に長い三角形状をしており、公園全体の容積、建ぺい率などに厳しい制約のあるなか、世界に誇ることのできる本格的な美術館として設計されました。
建築は、1層を地下に埋込み、高さを2階建に抑え、敷地形状に合わせた南北の主要な軸と北西に開いた副軸とによって基本的構成がされています。 -
国立国際美術館
国立国際美術館は、1977年、国内外の現代美術を中心とした作品を収集・保管・展示し、関連する調査研究及び事業を行うことを目的として開館しました。建物は、1970年の日本万国博覧会開催に際して建設された万国博美術館を活用し、以来、わが国の現代美術の発展を願い、活動を継続してきました。その間、竣工以来30余年が経ち、施設の老朽化などに問題が生じてきたため、大阪・中之島西部地区に、完全地下型の美術館として新築、移転することになりました。新しい美術館では、現代美術を発信する美術館として従来の活動を継承しながら、よりいっそう国内外の美術の動向を幅広く紹介し、みなさまの多様な期待に応える活動に積極的に取り組んでいきます。建物は、竹の生命力と現代美術の発展・成長をイメージした外観デザインを有し、人と美術との交流を生み出すパブリック・ゾーンを設けるなど、より快適な鑑賞の場を提供できるよう工夫しました。歴史と文化を継承する中之島における新たな文化の拠点として、今後、みなさまに親しまれる施設となることを目指します。