2025年4月17日 〜 2025年4月26日

武蔵野美術大学鷹の台キャンパス 12号館地下展示室

場所：東京都小平市小川町1-736武蔵野美術大学鷹の台キャンパス 12号館地下展示室

●本展について
本展は、武蔵野美術大学日本画学科4年・大学院2年による展覧会です。
今回で28回目を迎える本展は、武蔵野美術大学日本画学科研究室が主催し、学生側が自主的に運営し作品を展示することを目的としたものです。
　
●コンセプト
本展を企画するにあたって、私たち日本画学科の学生は２つの流れの中で制作していることに注目しました。
1つ目は、日本美術史という大きな流れです。
この流れは、私たち日本画学科の学生だけではなく、日本という土地に生きる全ての人々を無意識のうちに包み込んでいるものです。
長い歴史を内包し、目には見えないこの「脈」を、私たちは日本画に触れながら、個々の表現を通して発見しようと試みています。
２つ目は、それぞれの内側に渦巻くような個人的な流れです。表現することへの葛藤や成長を通して、「なぜ表現するのか」「なにを表現したいのか」「自己とはなにか」といった自問自答を繰り返してきたようないくつもの過去。それらはこれからも自身の「脈」として全身を流れ続けていきます。
今回の展覧会タイトルには、この長い歴史や概念としての「脈」と、個人的な「脈」の関係性を探求したいという意図が込められています。
このふたつの脈を私たちがそれぞれの方法でつないださまをきっかけに、皆様の「脈」の可能性をひらく展覧会になれば幸いです。
　
*トークイベント開催予定*
ゲスト講師：山口晃氏
日時:4月24日（木）16:30〜18:00
会場：武蔵野美術大学鷹の台キャンパス 12号館地下展示室