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企画展 クボテーって誰? Vol.3精神を求め、海を越えていった作家たち —北川民次、竹田鎮三郎、靉嘔、木村利三郎

2024年10月19日 〜 2024年11月2日

ストライプハウスビル M, Bフロア(1階・地下1階)

場所:東京都港区六本木5-10-33

TEL:03-3405-8108

私たちは、久保貞次郎の業績を振り返り、後世に伝えるため、跡見短大の教え子が発起人となり、2018年に『久保貞次郎の会』を発足し活動を展開しています。
2024年は、上記の企画展を開催いたします。心よりご来廊をお待ちしております。   
 
北川は、青春時代にアメリカ・メキシコに渡り、独自の心眼で彼の国のspiritを持ち帰りました。久保は、瑛九のすすめで北川と会い、互いに高め合う交流が続きました。
そして、久保の「本物の芸術家となるには外国へ行かなくてはだめです」という言葉に後押しされ、靉嘔と木村はアメリカへ、竹田はメキシコへと憧れの地へart & spiritの表現者として世界と勝負すべく飛翔しました。
以下は作家たちを紹介した久保の言葉です。
「人間の愚かさや俗悪さをhumanismの目をもって描いた北川民次/ メキシコの素朴な生活から刺激され、神秘と生命力の籠った作品を生み出している竹田鎮三郎/ 今日を信じ、未来に希望をいだくもっともスケールの巨大なoptimistの靉嘔/ ニューヨークの生活に揉まれながらnaiveなものと強靭なものとをどう結合するかを模索し続けた木村利三郎」
 
出品作品は私たちのコレクションから持ち寄った作品に加え、メキシコ在住の竹田鎮三郎先生から届いた近作を含む版画を入札方式(オークション)で頒布いたします(非売品を除く)。
 
出品作家: 北川民次 / 竹田鎮三郎 / 靉嘔/ 木村利三郎 /※ 久保貞次郎 の自作画も展示
 
※新企画として、10/19(土)、10/26(土)、11/2(土) に久保の人生に深く関わりのある作家たち(オノサト・トシノブほか)の小品作品の即売会 (3,000円~10,000円) を開催いたします。